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言葉変換『もんじろう』用アイコン アルザスから、ハッピーバレンタイン  

2012年 02月 14日

前回の記事では、今年は今までにない暖冬だ~と書いたのですが、やはり甘かったようで……
突然びっくりするほど気温が下がり、これまでにない極寒の日々を体験しております。
ニュースを見ていても、ハンブルク港に氷が張って入港できないとか、ブルターニュ地方で積雪20cmとか、南仏の空港が閉鎖とか、ヨーロッパのあちこちで異常な寒さが続いているようです。

フランスのアルザス地方では、夜はマイナス20度なんてことも!
そんな凍える寒さのなかで出会った甘いお店は、とてもすてきで、とても温かかったです。
ストラスブールから北へ車で1時間ほど、ドイツとの国境沿いの小さな町、Wissembourgにあるパティスリー『レベール』。

美しくおいしそうなケーキたち。見た目だけでなく、お味も本当に素晴らしかったです。
ルレ・デセール会員でもあるシェフ、ダニエル・レベール氏みずからケーキを補充していらっしゃいました。
ケーキだけでなく、チョコレート(日本のサロン・ド・ショコラでも紹介されたことがあります)にアイスクリーム、パンにお惣菜まで、どれもがとても魅力的。
週末だったせいもあってか、地元の人だけでなく遠方から訪れるフランス人やドイツ人客がたくさん。店内は身動き取れないほどの人気ぶりです。
お菓子のおいしさはもちろん、目が回りそうな忙しさにもかかわらず、笑顔を絶やさずあくまで親切なスタッフの方たちには頭が下がりました。


Wissembourgからストラスブール方面へ南下していくと、陶器で有名なスフレンハイム村があります。
アルザスの名物料理ベックオフを煮込む鍋や、伝統菓子のクグロフの型など、ぽってりと温かみのあるアルザス陶器の多くがこの村で作られています。
村にはたくさんの工房があって、それぞれちょっとずつ絵柄が違ったり、なんといっても手作りなのでひとつひとつに味があるんですね。
伝統的な柄以外にも個性的なデザインの陶器を見つけたり、ちょっとヒビが入ったクグロフ型が1ユーロ!なんて掘り出し物をみつけたり(私は植木鉢として使っています)、工房めぐりは楽しいものです。


昔ながらの伝統が色濃く残るアルザス地方では、お土産物にもこの地方独特のものが多く見られます。
なかでもアルザスのいたるところで見られるのが、コルマール出身の画家ハンジの描いたイラスト。
大きなリボンにたっぷりとしたスカートの民族衣装の女の子、コウノトリ、クグロフやクリスマスのごちそう……「古き良きアルザス」の生活風景が描かれたハンジの絵は、当時は政治のプロパガンダに使われたこともあったようですが、今ではポストカードにお菓子、食器など様々なハンジグッズが作られ、アルザスを象徴するお土産としてたくさんの人々に愛されています。
観光客に人気の美しい村リクヴィルにはハンジの博物館があって、ありとあらゆるハンジグッズが勢揃い。世界中からファンが訪れます。

スイートネットワークのウェブショップ「SUITESTORE」では、クグロフが描かれたハンジのポストカードをご紹介中です。
限定販売になりますので欲しい方はお早めにどうぞ。


今日はバレンタインデー。
日本は今年も賑わっていることでしょう。
高級チョコレートでなくとも、愛がこもっていれば素敵だと思います。

好きな人と。友達と。家族と。
温かなバレンタインをお過ごしください。


■REBERT
7,place du Marche aux Choux 67160 Wissembourg Tel:03 88 94 01 66


◆◆お知らせ◆◆
総合情報サイト「オールアバウト」(私はドイツのガイドを担当しています)の震災特別ページに応援メッセージを寄せました。




# by pudding-world | 2012-02-14 01:41 | フランス

言葉変換『もんじろう』用アイコン ベルリンから、クリスマスだより  

2011年 12月 21日

ずいぶんと久しぶりの更新になってしまいました。
こちらを覗いてくださっていたみなさま、すみません。
今回はベルリンから、クリスマスの写真たっぷりめでおおくりしますね。

ドイツは各地でクリスマスマーケット(ドイツ語では"ワイナハツマルクト"といいます)が開催されて、和やかな楽しい季節。
ベルリンで開催されるクリスマスマーケットは、小さいものも含めると何十箇所もあります。
規模も内容もいろいろで、ドイツの伝統的なクリスマスマーケットのほかにも、デザインをテーマにしたマーケットがあったり、「ウムヴェルト(環境)マルクト」という自然や環境に配慮したマーケットが開かれたりするのがベルリンらしいところ。
こちらは「ドイツで一番美しい広場」といわれているジャンダルメン広場。
ドイツ大聖堂とフランス大聖堂が対になってそびえる広場はほんとうに美しく、市内でもとくに人気の高いクリスマスマーケットです。
入場料が1ユーロかかるのですが、寄付に使われるというのも良いポイント。

こちらはポツダム広場。
都心の駅の隣にいきなりあらわれる雪山。じつはこれ、タイヤですべるソリ場なんです。
今年は何十年ぶりという暖冬なので(ドイツの冬に太陽があるってすごいこと!)本当のスキー場は雪がなくて大変みたいです。

丸ごとりんごをチョコレートでコーティングしたスイーツ。
日本の屋台で定番の「りんご飴」もあるんですよ。

私の大好物は、りんご飴ならぬ「ぶどう飴」。
カリカリ飴と甘酸っぱいぶどうの組み合わせがたまらなくおいしい!

ドイツを代表するチョコレート・メーカー「リッター・スポーツ」の専門店にはヘクセンハウスも登場。
このお店では、好きなトッピングを選んで自分だけのオリジナルチョコレートを作れるサービスが人気です。

ミッテ地区で遭遇したかっこいいバイカーズ・サンタさんたち。ちゃんとプレゼントも乗っけているところが素敵。
沿道のお店の人たちもみんな外に出てニコニコしながら手をふっていて、いい光景でした。


ベルリンで一番のカフェ密集地にしてオルタナティブなエリア、私が愛してやまないプレンツラウアーベルク地区で出会ったいいものたち。
大好きなマウアーパークの蚤の市にて。
ビオの八百屋さんのスタンドでは、りんごや梨のジュースを温めたホット・ジュースが。
じんわりおいしく芯から温まる~
   
最近ベルリンに登場して話題の「GIVE BOX」。
衣類や本など不要になったものを自由にあげたり自由に持っていけるという、なんとも素敵なアイデア!
とある若者のグループが自発的に始めたそう。
無人のボックスなので、うまくいくかどうかは人の善意しだい。
定着して広まっていくといいな。

今いちばん心を奪われているスイーツ、黒豆チーズケーキ。
日本人のこだわり料理人が作る和惣菜とドイツ人パティシエが作る和洋折衷スイーツのお店「nazuna」。
最近ベルリンでは、日本人がオーナーの素敵なお店が増えています。


土曜のビオ市場が人気のコルヴィッツ広場ではクリスマスの「エコ・マルクト」が開かれていました。
グリューワイン(ホットワイン)にソーセージ、クレープ、パン……すべてビオのもの。
食品以外でも、手作り雑貨やおもちゃなど、ここに並ぶものは環境に配慮した商品ばかりです。
ビオのグリューワインと手作り色鉛筆を売るスタンド。ごつごつした木の枝をそのまま生かした素朴さが素敵。

天使や動物たち、ベルリンのテレビ塔まで!何十種類ものクッキー型。


レンガ造りの「クルトゥア・ブラウエライ」は"文化の醸造所"という名のとおり、劇場やライブスペース、レストランなどが入ったマルチカルチャーな場所。
こちらのクリスマスマーケットでは、フィンランド風グリューワインなんていう他では見かけないものもありました。
ビオのグリューワインやソーセージなど、ビオの屋台が多いのもベルリンらしいというかこの地区らしいところ。

パオでできたカフェ。中はぬくぬくあったか~
みんなでまあるくなって座るとますますあったかく感じます。

これはエコですばらしいアイデア!といたく感心したのがこちら↓
なんとも楽しそうなお2人が座っているのは「湯たんぽベンチ(勝手に命名)」。
薪で沸かしたお湯を循環させて複数のベンチを暖めているのです。
本物のコートも付いているのがユニークですね~
みんなニコニコしていてこちらまで楽しくなりました。

ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」のなかに、
「クリスマスは、やさしい、寛大な、他人のことを考える、楽しい季節です」とあるのですが、ヨーロッパではそれをしみじみと実感します。
毎日クリスマスのような気持ちになれるともっといいのですけれどね。

さて。
今年も残すところあとわずか。
2011年は、私たちみんなにとって、特別な意味を持つ年だったと思います。
私個人的には、これでもかこれでもかっと次々と辛い事がふりかかった年でもあり、心身ともに折れそうになったこともありました。
それでも、今こうして元気にクリスマスを迎えられることに、しみじみと幸せを感じています。
支えてくれている人、もの、すべてに感謝です。
世の中理不尽なことがあふれているし、これからも太刀打ちできないひどいことが起きるかもしれない。
何があってもぶれない、強くぶっとい心を育てたいものです。

みなさまも
温かいクリスマスと
ラブでピースな新年を迎えられますように。


◆◆ 本日の一冊 ◆◆
『深い河』 遠藤周作著 講談社刊
今年感銘を受けた本のひとつ。初めて読んだ遠藤周作。
キリスト教徒として有名な作家さんだけど、無宗教の私にも共感できる部分がたくさんあった。
作中の神父は「(キリスト教だけでなく)どんな宗教を持っている人にも神はいる」と言って異端者とされてしまうのだけど、すごくまともな考えだと思う。
すべての宗教家がそうなら、世界はもっと平和になるのでは。
宗教に限らず個人レベルでも、自分とは違う人を尊重することが平和に繋がると思う。

# by pudding-world | 2011-12-21 23:39 | ドイツ

言葉変換『もんじろう』用アイコン ピカソが眠る山へ。エクス・アン・プロヴァンス  

2011年 08月 29日

今年の夏、うちのあたりはずっと雨続きで、まるで梅雨のようなお天気でした。
夏はいつやって来るのかな~と心待ちにしていたのですが、気がつけばもう8月も終わりではないですか!
あれれ、もしかしてこのまま秋に突入?!そんなの寂しすぎる……。
せめて気分だけでも「夏」になろうと、今回は夏の思い出に浸ってみたいと思います。

夏の思い出といえば、南仏プロヴァンス。
プロヴァンスについては以前も何度かレポートしましたが、まだまだ紹介しきれていない街がたくさんあります。
そのなかのひとつが、プロヴァンスのなかの都会、エクス・アン・プロヴァンス。
都会といってもそこはプロヴァンス。一日で歩いて回れるくらいの街です。

TGV(フランスの新幹線)の駅があるうえにプロヴァンス的魅力にあふれているエクスは、観光客にも人気の街。
みどころや名物もたくさんあります。

名物その1 噴水
エクスは「泉の街」といわれるほど、いたるところに噴水があります。その数は100以上というからすごいですね。
プラタナス並木がきれいなミラボー大通りには、「温水が噴出す苔むした泉」なんていう一風変わったものも。
それぞれに個性があるので、噴水ウォッチングしながら街歩きするのも楽しいものです。

名物その2 市場
プロヴァンスの楽しみのひとつがマルシェ(市場)めぐりですが、エクスのマルシェはとても規模が大きくて見ごたえたっぷり。
エクスでは、食べもの、花、雑貨、アンティーク……と、広場ごとにいろんなマルシェが立つので、見て歩くだけでも一日中楽しめます。

名物その3 カリソン
エクス名物のお菓子といえばこれ!
アーモンドをすり潰してメロンやオレンジの砂糖漬けを混ぜたエクス銘菓「カリソン」は、しっとり柔らか。どこか和菓子を思い出させる懐かしい食感です。

エクスの街ではいたるところでこのカリソンを目にします。

市場でも。

カリソン型のケーキを作っているのは『パティスリー・リーデール』
このお店には、エクス出身の画家セザンヌの水彩画をテーマにしたケーキもあるんです。

名物その4 セザンヌ
エクスといえばセザンヌ、セザンヌといえばエクス、です。
エクスで生まれ、エクスの自然を描き続けた画家セザンヌ。
アトリエや別荘、そして生涯描き続けたサント・ヴィクトワール山……エクスにはセザンヌゆかりの場所がたくさんあります。
セザンヌゆかりの場所には、歩道にエンブレムプレートが埋め込まれています。

エクスで一番有名で一番古い(創業1792年!)カフェ『レ・ドゥー・ギャルソン』は、セザンヌにピカソ、ゾラやサルトルも通ったとか。

いまや観光地のひとつにもなっている名物カフェですが、訳あって私が訪れたのはまだ夜も明けきれてない開店直後(まだスタッフが準備中)。
さすがにお客さんは誰もいませんでした。何しろ朝6時です。
おかげで昼間の喧騒からは想像もつかない独特の雰囲気を味わうことができました。

朝弱い私がどうしてそんなに早起きしたかというと…
ピカソのためでした。

エクスにゆかりのある画家というとセザンヌが有名ですが、じつはセザンヌを師とよんだピカソも、エクス郊外の山のお城に数年間住んだことがあり、お墓もそこにあるのです。
現在は家族が所有するそのお城が、2009年夏、最初で最後の公開!ということで、限られた入場券を手に入れるために暗いうちから並んだのでした。

エクス郊外、サント・ヴィクトワール山にあるヴォーヴナルグ城。
お城といってもギラギラしたものでなく、なかはとてもシンプルで質素な印象さえ受けます。
ピカソが住んでいたときのまま、アトリエの絵の具も、ほこりさえも、そのまま残しているとのことでした。
特に印象深かったのは、浴室の壁に描かれた絵と、寝室に掲げられた大きなスペインの旗。
当時スペインのフランコ独裁政権に反対し、スペインが変わるまでは帰らない、と決心していたピカソ……ですが、どこへいても、いつでも故郷のことを強く想い続けていたそうです。

ここへ行くことができて良かった。

ヴォーヴナルグ城は2009年の時点では今後の公開は未定とのことでしたが、今年も夏だけ(
~9/18)特別公開されています。
http://www.chateau-vauvenargues.com


■RIEDERE
67,cours Mirabeau 13100 Aix-en-Provence TEL:04 42 38 19 69

■Les Deux garçons
53,cours Mirabeau 13100 Aix-en-Provence TEL:04 42 26 0051

# by pudding-world | 2011-08-29 19:27 | フランス

言葉変換『もんじろう』用アイコン ベルリンは貧しいけれどセクシーな街だ sanpo  

2011年 07月 04日

6月の最後の週末、ベルリンではいろんなイベントがてんこ盛りでした。
土曜日にはクリストファー・ストリート・デイ(略してCSD)のパレード、
日曜日には女子サッカー・ワールドカップの初戦がおこなわれました。
木曜日はカトリックの祭日(ベルリンやプロテスタント優勢の州では普通の日)だったので連休になる人も多く、街はたくさんの観光客で大賑わい。

CSDのパレードは元々は同性愛者の人権保護を目的としてNYで始まりましたが、今では世界中に広まり、ゲイだけでなく子どもからお年寄りまでみんな一緒になって盛り上がる平和的なお祭りのよう。
政治家や警察官の山車を見たときは、なんて平等でリベラルなんだ!といたく感動しました。

ベルリンでは現市長のヴォーヴェライト氏からして同性愛者ということを公言しており、市民の支持率も高い人気者です。
「ベルリンは貧しいけれどセクシーな街だ」という市長の名言があるのですが、まさにその通り!ベルリンをうまく表しているなあと感心しました。
セクシーというのは性的な意味ではなく、魅力的・クールというような意味で使われ、市長の発言以来ドイツでは流行語になったほど。こんなかっこいい市長でベルリン市民は幸せだなあ。
産業も少なく失業率も高いベルリンはたしかに貧しい街(首都でありながら物価もドイツ1安いくらい!)だけど、文化やアート、音楽……どこにも真似できない自由でオルタナティブな魅力にあふれるセクシーな街です。

そんなベルリンを代表するエリアのひとつがプレンツラウアーベルク。
以前スイートネットワークでも紹介したカフェの密集地でありますが、その後も続々と個性的なカフェやショップが増殖中です。
おいしいパティスリーもいくつかできました。
2008年にオープンした「Werkstatt der Süsse」はベルリンではまだ珍しいフレンチ風のパティスリー。
リッツ・カールトン出身のGuido Fuhrmann氏の作るスイーツは見た目も美しく独創的。どれもハッとするようなおいしさです。

プレンツラウアーベルクのカフェ密集通り、カスターニエンアレーのショップにて。原発反対マークのポスター。
「ATOMKRAFT? NEIN DANKE (原発?ノーサンキュー)」と書かれたこのマーク、ドイツでは頻繁に目にします。
コルヴィッツ広場のBIOマルクトでもこの通り↓


今や観光客の間でも有名なプレンツラウアーベルクですが、あまりの人気に家賃が高騰。元々住んでいたアーティストや学生たちがお隣のフリードリヒスハインやクロイツベルク地区に移動したせいでトレンドもそちらへ広がり、最近では以前はちょっと危ないエリアといわれていたノイケルン地区も注目されています。
先日、このノイケルンでとっても素敵なカフェに出会いました。
レトロなインテリアのかわいらしいカフェ「ルディマリー」。
棚には手作りの雑貨、カウンターには子どもがお小遣いで買えるような小さなお菓子が並んでいます。
奥には子ども部屋があっておもちゃも完備。
公園の前とあって、親子連れで賑わっていました。
ベルリンのカフェの多さ、個性の豊かさにはいつも感心させられますが、おしゃれなカフェでもモダンなカフェでも、造りものっぽくない自然さ、かっこつけてないところに魅力を感じます。


ここのところ文化強化月間かというくらいアートに触れる機会が多くありました。
ベルリンで特に印象的だったのは新博物館。
ネフェルティティの胸像があまりにも有名で、これを見るために訪れる人がたくさんいます。
古代エジプトを中心とした展示物もすごかったけれど、特に心に残ったのが戦争時の銃弾跡がそのまま残った柱や壁。


それともうひとつ、ハンブルガーバーンホフ。
戦争で破壊された駅舎を再建した現代美術館です。
好きなアーティスト、リチャード・ロングの特別展があったので行ってきました。
「サークル」がテーマの壮大な展示に圧倒されました。
偶然にも写真に写った女の子のバッグが日の丸!このバッグ、ベルリンでチャリティー販売されていたもので、街で何度も見かけました。

※リチャード・ロングの展示は7月31日までです。



■Werkstatt der Süsse
Husemannstr.25

■Rudimarie
Weichselstr.34

# by pudding-world | 2011-07-04 03:20 | ドイツ

言葉変換『もんじろう』用アイコン 南ドイツより、ラブ注入。  

2011年 06月 01日

前回からうんと時間があいてしまってすみません。
いろいろと考えるところありますが・・ゆっくり続けていきたいと思います。
よろしければ今後ともどうぞよろしくお付き合いくださいませ。


所用で南ドイツへ行ってきました。
ビールにソーセージ、陽気な人々・・・”日本人がイメージするドイツ”がいっぱいつまったバイエルン地方です。

久しぶりのミュンヘンでは、街じゅうを歩きに歩いてカフェ取材。
白ソーセージにプレッツェル・・・バイエルン!なマジパン菓子。

5月のお菓子屋さんは虫だらけ!てんとう虫やこがね虫は春のシンボル、幸運のシンボルなのです。

いろんなタイプのカフェをみましたが、個人的に印象深かったのがヴィクトリアン市場の近くにある「Schmalznudel」というお店。
ミュンヘンで知らない人はいないといわれる名物おやつがここに。
行列ができるなんてドイツでは珍しいこと。みんな何のために並んでいるかというと・・・
揚げパンです!
揚げたてのふわふわもっちり生地がしみじみおいしい。
揚げるそばからどんどん売れていきます。
地方によって「シュマルツヌーデル」や「クラプフェン」と呼ばれる南ドイツの名物おやつ。
この後も行く先々で出会うことになります。

日本で一番知られているドイツの観光スポットといえば、ノイシュヴァンシュタイン城ですね。
お城そのものも見ごたえありますが、なんといっても大自然に囲まれた立地が最大の魅力だと思います。(写真右奥の山にへばりついているお城です)

ここから車で2,30分ほどのさらに田舎の牧草地に、”奇跡の教会”といわれるヴィース教会があります。
質素な外見からは想像できないきらびやかなロココ世界に圧倒されます。
教会の売店で揚げパンに再会。隠れた名物なんだそうですよ。


ノイシュヴァンシュタイン城への拠点の街となるのがフュッセン。
パステルカラーのかわいい街。
ドイツ観光の王道ルート「ロマンティック街道」の終着点でもあり、日本人観光客には特に人気です。
この街と日本との友好関係の深さをあちこちで感じることができました。
街の薬局では”チャリティー歯ブラシ”。ひとつ1ユーロで、日本に寄付されます。
こんな遠いところで…思わずじぃんときてしまいました。
ドイツではあちこちでいろんな形でチャリティーが行われています。
私も自分なりにできることをやっていきたいと思っています。細く長く。

フュッセンの観光案内所では、今回の震災をうけて日本へのメッセージが貼りだされていました。
なんと日本語で、です。
以下全文を記載します。

◆◆◆◆◆◆◆

親愛なる日本の皆さま、

今回の東日本大震災は、私たちにとってもこの上ない衝撃であります。
犠牲となられた方々、またその方たちのご家族、ご親戚、ご友人の皆様に、心より哀惜の意を表します。

私たちは、現地での救済活動、また復興活動の流れを追っており、日本の皆さまが、力強くこの災難を乗り越えられますことを信じております。
また、被災地で活動をされておられる方々、原子力発電所内で大変困難な作業をされておられる技術者、自衛隊、消防関係の方々には、感嘆の思いであります。
日本の皆さまと共に、私たちも、出来る限り早急に状態が収拾しますことを、心よりお祈り申し上げます。

私たちフュッセン市は、日本の皆さまが、力と勇気、そして確信を持たれ、前進されることを祈っております。
私たちの心は、皆さまと共にあります。

◆◆◆◆◆◆◆

# by pudding-world | 2011-06-01 19:41 | ドイツ

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