スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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四国旅☆香川編 こんぴらさんとお大師さん sanpo


四国旅の最終地、琴平温泉にやってきました。
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まずは「一生に一度はこんぴらさん」といわれる金刀比羅宮へおまいりするべく、急な石段を登っていきます。(ぜんぶで1368段!)
参道沿いに並ぶおみやげ物屋や茶店に気を取られながら進んでいると、どこからか甘~い香りが。。。
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ほんのり卵風味の「船々せんべい」。焼きたてはまた格別でした!



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表書院では「パリ凱旋帰国展」と題した展示を開催中でした。
昨年パリの美術館で開催された展示会では、作品だけでなく、なんと部屋そのものも再現して空間まるごと体験できるようにしたというから素敵。もちろん大盛況に終わったそうです。
書院には丸山応挙をはじめ重文級の障壁画が所蔵されていて、通常は非公開の若冲の襖絵も、パリからおかえりなさい!ということで特別に公開されていました。
それはそれはすごい空間で・・・圧倒されてずっとため息つきっぱなしでした。
古くから「文化のパトロン」だったこんぴらさんは、庶民信仰のメッカというだけでなくものすごい芸術品の宝庫だったんですねえ。

書院の奥には田窪恭治さんが作成中のダイナミックな椿の障壁画が。
田窪さんは、フランスのノルマンディ地方の小さな村で、うち捨てられていた古い礼拝堂を再生させたことでも知られる美術家です。
少し前にそこを訪れていた私は、不思議な縁を感じました。

現在はこんぴらさんの文化顧問でもある田窪さんの絵は、新茶所(カフェ)の壁画でも見ることができます。
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資生堂パーラーのプロデュースでその名も「神椿」。
フランスの礼拝堂再生プロジェクトの話に、当時いちはやく賛成、支援してくれたのは日本の美術界ではなく、資生堂の社長さんだったとか。
それにしても神社にカフェ、なんて大胆なことですよね。
こんぴらさんって頭が柔らかいなあと感心したのでありました。



こんぴらさん界隈にはおいしいさぬきうどん屋さんが点在していると聞いて、夕飯はうどん!と決めていた私たち。
宿のスタッフに夜も開いてるうどんやさんをおしえてもらって、いざ!さぬきうどん2杯目へ。
タクシーで田んぼや畑の続く道をしばらく走って辿り着いたのは、「山下うどん」。
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勝手がわからず、メニュー表からカレーうどんと天ぷらうどんを注文。
後で知ったのはここでは「ぶっかけ」が人気らしく、まわりを見るとみんなほとんどそれを食べていました。
大きな徳利に入ったダシをぶっかけていて、ちょっとうらやましかったなあ。

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でもこちらもものすごくおいしかった!麺は驚くほどのコシ!しょうがは自分で好きなだけすりおろすっていうのもなんだか楽しい☆

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味がしみしみの真っ黒おでん。いいだこおでんは8本足が広がり縁起がいいといわれているのだそう。

帰りは腹ごなしのために駅まで歩いて帰ったのですが、人は通らず車だけがびゅんびゅん通る真っ暗な道でしかも思ったよりうんと遠かったのでへとへとに・・・(汗)。


このあと宿でスタッフ手書きのファイルを見ていたら、おすすめの宿特製ラーメンをどうしても食べたくなってしまって・・・これが妙においしかった!
朝ごはんもすばらしくて。らっきょのワイン漬け、買ってくればよかったなあ。
お風呂もよくて、親切で、気持ちいい宿でした。



翌日、駅ひとつ隣の善通寺へ。
弘法大師生誕の地とあって、お遍路さんの姿も多く見かけました。
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駅から続く通りに出ていた移動式のパン屋さん。スイーツ系も充実していて、しっとりマフィンがおいしかったです。


善通寺の薬師如来は圧倒的な存在感でしたが、境内には他にも印象深いものがいっぱいでした。

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樹齢1300以上ともいわれる大きな大きな楠の木。弘法大師生誕の頃にはもうすでに繁茂していたんですね。


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境内のまわりを囲むように並ぶ五百羅漢像。みなさん表情が個性的すぎて、ついつい見入ってしまいました。
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1週間の四国旅もこれにて終了。
4つの国と書いて四国・・・ほんとうに違う国が合わさったようにそれぞれに個性的な土地で、まるで外国を旅しているみたいな気持ちになりました。
山や海と同じように、信仰が普通に生活の中にあって。その自然でワイルドな感じは心地よく感じました。
楽しくて、おいしくて、まだまだ不思議がいっぱい潜んでいそうな四国。
またいつかじっくり旅してみたいです。

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◆◆本日の一冊◆◆
「林檎の礼拝堂」 田窪恭治著 集英社刊
一人の日本人美術家が、ノルマンディの小さな村サン・マルタン・ド・ミューで廃墟と化していた礼拝堂と運命的に出会い、「りんごの礼拝堂」として再生させるまでの奇跡のような軌跡。
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by pudding-world | 2009-06-04 00:15 | 日本