スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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パリのお気に入りパティスリー その1 ■パン・ド・シュークル

ぐぐっと気温が下がって、確実に冬が近づいているのを感じる今日この頃。スイーツもいっそうおいしい季節ですね~
パリでは、秋の風物詩となったチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が10/14~10/18に開催されました。
ふと、最近パリのレポートを書いてなかったなあと思ったのですが、そういえば海外レポートをブログ形式にしてからは一度もパリが登場していませんでしたね。
ここのところフランスの地方にばかり心が(体も)行っちゃってました。。。
今回は、ひさしぶりにスイーツの都・パリからお伝えします。

よく友人知人たちから、パリでおすすめのお店はどこ~?!と聞かれるのですが、この答えがなかなか難しくて。なぜってパリにはおいしいお菓子がたくさんありすぎる!
日本でもおなじみの有名店たちの、やはり本店はその歴史を感じるだけでも一度は体験する価値あるなあ(でもいつも行くには高級すぎるなあ)と思うし、私の中ではこれぞパリのパティスリー的存在、心躍る店ジェラール・ミュロがあるサンジェルマン界隈なんて、パティスリーやショコラティエがにょきにょき増えて今やちょっとしたスイーツ村のようだし、他にも老舗ストーレーのババに塩キャラメル味の虜となったアルノー・ラエールなどなど、好きなお店や好きなお菓子がいっぱいで挙げだしたらきりがないのですが・・・

私がふだんよく行く、最近とくに好きなお店をご紹介します。

ひとつめは、マレのはずれにある「パン・ドゥ・シュークル」。
かのピエール・ガニェールのレストランでパティシエをされていたシェフならではのセンスがいっぱいつまったお店です。
ここで初めて食べたお菓子がエクレアだったのですが、その鮮烈なおいしさにいっぺんでファンになりました。

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普通のエクレアとはひと味もふた味も違います。
カシス、チョコレート、ピスタチオの素材の味をしっかりと感じる鮮やかなクリームがいっぱいつまって。
表面にはグラサージュではなく、さくさくのクッキー生地。


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キャラメル、パッションフルーツ、フランボワーズのマカロン。
さっくり柔らかめで中はねっちり。


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苺の赤と青りんごのグリーンのコントラストが鮮やかなグラスデザートはコリアンダー(!)がアクセント。
真っ白なココナツ風味のドームの中にカシスがつまった「エフェメール」。
定番のお菓子、レモンタルトには青々とした皮がトッピングされて爽やか。

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           なんと。ここのタルトは四角いんです。

トマト&苺味のギモーヴなど個性的な素材の組み合わせのものも多いけれど、それが奇をてらったものではなく、バランスが絶妙でハッとさせられるおいしさ。
ケーキには派手な装飾もなく、シンプルなのに実はいろんな工夫がされていて、見ても食べてもわくわく。
ごはんをたらふく食べた後でもペロリといけちゃう軽い口当たりや、パリ価格から考えたらお手頃なところなど好きなポイントはたくさんありますが、
なにより、作ってる人の顔が見えるようなあったかい雰囲気に惹かれるんだと思います。


次回はお気に入りその2。
ミルフィーユが絶品のパティスリーをご紹介します。


Pain de Sucre パン・ド・シュークル
14,rue Rambuteau Tel:01 45 74 68 92



♪♪本日の音♪♪
playing the piano / 坂本龍一
ヨーロッパツアー中の教授のコンサートに行ってきました。
なんだか泣けてしょうがなかった・・
彼の音楽も活動も心からリスペクト。
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by pudding-world | 2009-10-18 11:11 | フランス