スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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新年のお菓子、ガレット・デ・ロワ@ストラスブール

バーデン・バーデンからライン川を越えて、フランスのストラスブールへやってきました。
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街には、ドイツと同じようにクリスマスのキラキラが残っていました。
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ふと通りかかった裏庭。木骨組みの建物にクリスマスのデコレーションという素敵な風景。

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チーズ屋さんのショーウィンドウ。チーズの箱をそのままアドベンツカレンダーにしてしまうとは斬新!

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ギャラリー・ラファイエットのショーウィンドウ。どことなく"チャーリーとチョコレート工場"ふう。


フランスの新年。お菓子屋さんのショーウィンドウの一等席に並ぶのは「Galette des Rois ガレット・デ・ロワ」。フランス語で「王様のガレット」というパイです。
パイ生地にアーモンドクリームをはさんだシンプルなお菓子ですが、中にフェーブという小さな陶器が隠されていて、それにあたった人は王冠をかぶり、王様になれるというなんとも楽しい伝統菓子です。
伝統的には1月6日の"Epiphanieエピファニー"を祝うものですが、フランスではクリスマスを過ぎるといっせいにガレット・デ・ロワが並び始め、だいたい1月いっぱいくらいまでは販売されています。
シンプルなお菓子ですが、よおく見るとお菓子屋さんごとに個性があって興味深いです。
それでは、”ガレット・デ・ロワ・コレクションin ストラスブール”いってみましょう!

トップ・バッターは、1927年創業の老舗「ネゲル」。
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写真はりんご入りのガレット。このほか定番のアーモンドクリームと、チョコレート入りもあり。
このお店はトレトゥール(惣菜)も充実していてとってもおいしいです。


1960年創業の「クリスチャン」。
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本店の他、大聖堂前の一等地にも店を構えるクリスチャン。ショーウィンドウにはガレットに並んで、アルザス名物のクグロフ(写真下段)がどっさり。


イル川を挟んで南側にある「リッツラー&フォーゲル」。
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他のお店のガレットに比べると、表面の模様がしっかりくっきりついています。
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今年のガレットはアジアがテーマのようです。3代続く家族経営のこのお店のケーキはどちらかというと古典的な印象なのですが、着物姿の女性がフェーブになる時代が来るなんて!フェーブの世界はこれからもますます広がっていきそうですね。


ラストは、「ジャン・クロード・ジーグレー」。
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艶っぽい表面にはピスタチオがちらしてあります。オリジナルのフェーブは車シリーズ。
有名レストランでシェフ・パティシエを務めた方のお店とあって、お菓子はどれも絶品。街の中心からはちょっと離れますが、ぜひとも足をのばしたいお店です。


もともとはシンプルな伝統菓子だったガレット・デ・ロワですが、最近ではクリームのバリエーションが増えたり、おしゃれなオリジナルフェーブを作ったりと、どんどん進化(と言っていいのでしょうか)しているようです。

今回はガレット・デ・ロワを中心にお伝えしましたが、ストラスブールにはおいしいお菓子がてんこもり!
次回はスイーツ写真満載でお届けします。お楽しみに☆


■Naegel
9,rue des Orfévres 67000 Strasbourg Tel:03 88 32 82 86

■Christian
10,rue des l'Outre 67000 Strasbourg Tel:03 88 32 04 41

■Litzler&Vogel
9,rue des Austerlitz 67000 Strasbourg Tel:03 88 36 21 77

■Jean-Claude Ziegler
23,av.de la Forêt Noire 67000 Strasbourg Tel:03 88 61 45 95
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by pudding-world | 2010-01-23 01:13 | フランス