スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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ミシュラン7つ星メニューが40ユーロで食べられるイベント!

6月のはじめ、ブリュッセルで食のイベント「culinaria クリナリア」が開催されました。
ベルギーのミシュラン星を持つレストラン16店のシェフ18人が一堂に会し、それぞれの料理を組み合わせたメニューがいただけるというなんとも楽しいこの催し。
昨年に続く第2回目となる今年は、Tour&Taxisに会場を移して開催されました。
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会場の中庭にはカフェやバーのスタンドが立って開放的な雰囲気でいっぱい。
建物の中には各レストランのキッチン付きブースや食品のスタンドが並んで、小さなメッセ会場のようになっています。

このイベントのためにつくられた特別Menu(コース)は4種類。
16のレストランがそれぞれ、アントレ1、アントレ2、プラ(メイン料理)、デセール、という4品Menuのうちの一品を担当。各Menuとも星の合計が6~7つになるように組まれています。
例えば「Menu2」は
アントレ1: 't Zilte**  シェフ Viki Geunes
アントレ2: Pastorale**  シェフ Bart De Pooter 
プラ: Le Chalet de la Forêt*  シェフ Pascal Devalkeneer
デセール: Couvert-Couvert*  シェフ Lourent et Vincent Folmer (*はミシュラン星の数)
という組み合わせで合計6つ星となっています。
それぞれの料理に合わせたワインと、水やコーヒーなども付いて40ユーロほどでいただけるのでお得感たっぷり。
入場時に食べたいMenuを選んでパスポートをもらうのですが、どれも魅力的でぜんぶいただきたいくらい。
幸い私たちは3人だったので、3つの異なるメニュー1・3・4を選んでみんなでわいわいいただきました。高級レストランではできないこんな自由な食べ方ができるのも嬉しいところ。
そしてなんといっても目の前でシェフが料理してくれて、気軽にお話できたりするのはこのイベントならではの楽しみでしょう。

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アントレ一皿目。左から時計回りに(カッコ内は店名) アスパラガスのマリネとイベリコ生ハム(Bon-Bon*)、:"霧の中の海老"(Le Cor de Chasse*) 、帆立貝のマリネ・オリエンタル風味(Comme chez Soi**)


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アントレ二皿目。ポン酢だしスープのマグロそうめん!(L'Air du Temps**)、サーモンのマヨネーズマリネと海草(Pastorale**)、フェラ(レマン湖の魚)の塩バター風味(Dome*)

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Menu1プラ担当のYves Mattagne氏(Sea Grill**)の料理は子羊のロティ。スパイスのアクセントと添えられたかぼちゃの調和が見事。人気シェフとあって、大勢のお客さんに囲まれてにこやかにお話されていたのが印象的でした。


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Menu3のプラはベルギーを代表する有名店Hof Van Cleve***の子牛のほほ肉煮。とろとろのお肉にほっぺた落ちました。


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デセール。左 "これはオレンジではありません"というユニークな名前のデザート(De Koopvaardij*)、ホワイトチョコレートのパンナコッタとグアバソルべにシェリービネガーのジュレ(Hostellerie St-Nicolas**)

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   デセール。チョコレートのジュレと柚子アイス-バナナ-ヨーグルト(Eau Vive**)


ここで和食そのものの"そうめん"が出てきたのには驚きましたが、他にも海草や柚子など日本の食材がよく使われているのが印象的でした。
ベルギーだけでなく、近年ヨーロッパでは日本食が大流行。いまやSUSHI もWASABIも世界の共通語です。


会場にはたくさんのブースやスタンドがあって、あちこちで試食品をつまんだり、講習会や料理教室に参加したり、もちろんショッピングも楽しめます。
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        コンフィチュールやペーストなどおいしそうな瓶詰めが並ぶ店。

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ずらり並んだスパイスやナッツが圧巻。こんな可愛い容器に入っていたら料理が楽しそう。


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            ピエール・マルコリーニの特製デザートプレート。

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   Bart de Pooter氏(Pastorale**)のグラス入り前菜のデモンストレーション。

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        チョコレートスクエアには美しいチョコレートのアートも。


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チョコレートのデモンストレーションでいただいたデセール。ほろにが柔らかなチョコレートケーキに爽やかなりんごの組み合わせが絶品でした。

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          ちびっこお料理教室。シェフ姿が様になってますね~

人口に対するレストランの数が最も多く"グルメの国"といわれるベルギー。
たしかにベルギーの人たちは食べることが大好きで、この国には美味しいものがいっぱい。
だけど、ふだんから星付きレストランに行けるのはごくごく限られた人たちですよね。
「クリナリア」は(私を含む)多くの人にとって、非日常もしくは遠い存在の高級レストランの味を気軽に味わうことができる貴重な機会です。
老若男女が楽しめるこんな素敵な企画を考えるなんて、ベルギーもやるなあ!シェフたちも(週末の書き入れ時であろう店を不在にしてまでも)よくぞ賛同されましたね。
食いしん坊の国・ベルギーの、熱い思いを感じたイベントでした。
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by pudding-world | 2010-06-29 22:16 | ベルギー