スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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めくるめくコントラストに翻弄されて/中米ニカラグア②

ニカラグアツアー後半は、海の方へ向かいます。
ニカラグアっていったいどこ?と思った方は、こちら前回の記事をご覧ください。

San Juan der Sur は、太平洋に面したリゾート地。
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米国からの旅行者が多いとあって、ビーチの近くには英語表記のレストランやショップがたくさん。
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こんなおしゃれなカフェも。
ゆったりしたソファ席に本棚、メニューはベジ・カレーにベーグル、スムージー……とアメリカの旅行者のツボを押さえています。
向かいのおしゃれパン屋も同じ米系オーナーらしく、繁盛していました。

Masayaの街にある、旅行者向けの大きな土産物市場へ。
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衣類やバッグ、お面に置物などなどニカラグアの民芸品の店がびっしり。
私たちが買ったものは、バナナと、おばあちゃんの手作りクッキー。

ニカラグアの摩周湖?アポヨ湖へ。
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静かな湖畔の森の中に点在するヴィラ。
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宿の周りの林には、野生の猿がいっぱい。
「ヴォッ、ヴォッ、ヴォッ」思いのほか低くて力強い鳴き声が聞こえてきます。

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San Juan は陶器で知られる小さな村。
ここでのわずかな買い物タイムが、人々とふれあえるチャンスでした。
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薪運びを手伝っていた女の子。
目が合うとにっこり。
あまりにもピュアで美しい笑顔だったので、思わず、写真をとってもいい?と(身振りで)聞くと、はにかみながらも嬉しそうに頷いてくれました。
ほんのちょっとの交流でしたが、ささくれだった心がじんわり癒されるようでした。二カラグアでのモヤモヤが一瞬吹き飛んだくらい。
この国では人々へカメラを向けることは躊躇われるような場面が多かったので、貴重な一枚になりました。
この辺りは、私が見たなかではまだ暮らしぶりは良さそうでした。


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陶器の置き物を売る一角では、宗教的な像がたくさん。
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ラテンの国や貧しい国では、ある種共通の信仰の篤さを感じることが多いですが、ニカラグアでも教会の影響力は絶大のようでした。
今回ニカラグアで結婚式を挙げた友人(フランス人。一応キリスト教徒)は、教会で式を挙げるためには信仰心がまだ足りないということで、教会での短期コースを義務付けられたそうです。


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ニカラグアでは、牛は大切な働き手。交通手段としても活躍しています。
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道端のすばらしき八百屋!生のカカオに思わず興奮。
この時持ち帰ったカカオは、今はすっかり乾燥してチョコレート色。
カラカラ良い音がするのでマラカスのように楽しんでます。


ニカラグア最大の湖(世界で10番目)、ニカラグア湖に浮かぶオメテペ島へ。
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ニカラグアでも一番の難関という、コンセプション火山のトレッキング。
私はさすがにパスしましたが、男性陣+勇敢なフランス女性一名は、朝5時に出かけて夕方ボロボロになって帰ってきました。
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年配者と女性陣は、マングローブの森探検へ。
こちらは楽勝と思いきや、途中スコールがやってきて、かなりハードなお散歩でした。
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波もあるし、泳げるし、サメもいるし!まるで海のようなニカラグア湖。


スーパーマーケットでニカラグアのお菓子を物色。
この時連れて行かれたのは、富裕層御用達のスーパーで、ニカラグアの庶民のスーパーには無いありとあらゆる物が美しく揃い、欧米と変わらない値段がついていました。
ここでも貧富の差を実感。
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ニカラグアの定番スナック。
バナナチップス(ライム&チリ味がくせになるおいしさ)と、豚の皮チップス(なかなかイケる…けど胸焼けする)。
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とうもろこしの粉で作られたほんのりチーズ味のビスケット。
アプリコットなどドライフルーツ入りも。
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ニカラグアではカカオドリンクがよく飲まれています。
カカオの産地なのにどこにもチョコレートが売っていないことを不思議に思っていましたが、この国ではカカオは飲むもので、チョコレートに加工して食べる文化はないということを聞いて納得。
この何でもある高級スーパーでは、アメリカの有名メーカーのチョコレートが売られていました。

今回の旅の目的、メインイベントの結婚式は、ツアーの真ん中に行われました。
教会の儀式に打ち上げ花火、高級ホテルにレッドカーペット、マリー・アントワネットのように着飾ったゲストたち……贅を尽くしたセレブなショーでした。
直前に貧しいバラックの集落を通り抜けてきた後だけに、コントラストがあまりに激しく……ニカラグアにきてからというもの、貧富の差や人権の無さに打ちのめされつつ過ごしていましたが、この時はマックス状態で、そのシュールさに発狂してしまいそうでした。

これまでにも貧しいといわれる国々を旅したことはあるのに、なぜ今回こんなにも辛かったのか。
圧倒的な貧富の差を目の当たりにしながら、富裕層的価値観の中で過ごすという状況がどうにも耐え難いことだった……だけど世界的に見たら日本人である私も「富」の方に属するわけで、日本にいると意識せずにすむそういう諸々を突きつけられて無力感に襲われたのでした。

正直今回の旅では、ニカラグアについて本当のところは何も分からないまま終わってしまったという思いでいっぱいです。
今ももやもやは消化しきれてなくてここでレポートにすることも躊躇われましたが、やはり見た者の義務のような気がして、分からないなりにも見たことを書いておくことにしました。


次回は、(やっと)本来のスイートレポートらしく、
ニカラグアのカカオ豆を使ったチョコレート作りのお話です。
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by pudding-world | 2012-11-29 20:06 | ニカラグア