スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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夢ごこちランチ

前回に引き続き、フランスはカンカルの町から。
この小さな町を世界中の食いしんぼが憧れるグルメの町にしてしまったすごいシェフ、オリヴィエ・ローランジェ氏。
町のはずれにはオリヴィエさんが経営するホテル&ビストロがあって、ここがまた考えられないくらい素敵な場所で。。。

田舎道で迷い、村のおばあちゃんに道を尋ねてまた迷い、ほんとにこんなところにあるのかなあ・・と不安になった頃に現れた「ル・シャトー・リシュー」。
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シャトーというだけに、まさにお城!
想像の何倍も素敵でびっくり。

中はますます素敵でどきどき。。。
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ビストロの大きな窓からは広いひろ~い庭と、その向こうには海が見えます。
こんな気持ちのいい場所でおいしいものをいただけるなんて、なんという幸せ・・・!
興奮を必死で抑えつつお料理をいただきます。

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まず登場したアミューズ3品もさることながら、パンのおいしさに感動!
しっかり焼かれて香ばしく、中はもっちり。(帰りにばっちり買って帰りました)
これにボルディエのバターがあればもうそれだけでごちそうです。
木製のバター入れがとても素敵。

前菜は迷わず「カンカルの牡蠣」を選択。
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おいしすぎて絶句・・・。(たまらず一つ食べてしまった後の写真ですみません)
元々牡蠣好きではありますがカンカルの牡蠣は牡蠣を食べるためにカンカルへ行きたくなるくらいにおいしいです。

メインのお魚料理はソースのスパイス使いが絶妙で今までに食べたことのない不思議なおいしさでした。
お料理に様々なスパイスを使うことでも知られるオリヴィエさんですが、ホテルの部屋にもそれぞれ「ジャンジャンブル」や「サフラン」なんてスパイスの名前が付けられているんですよ。

ここまでですでにお腹いっぱい、大満足。
と言いたいところですが、(私的)ハイライトはこれから!

ぱんぱかぱーん♪デザートのワゴンが華々しく登場!
もうこの頃には興奮が最高潮に達し、くらくらとめまいが・・
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ガトーショコラにタルトタタン、プリンにムース、あつあつのチョコレートソースをかけてくれるプロフィトロール、ギモーヴやパートドフリュイといったコンフィズリーなどなど全部で20種類はあるでしょうか・・・どれもこれもすばらしくおいしいです!そしてあのミルフィーユも!
前回の「グラン・ド・バニーユ」のお話を読まれた方はもうお気づきですね。
そう、”幻のミルフィーユを食べる裏技”はこれでした!
パティスリーで予約できなくてもここなら同じくおいしいミルフィーユをいただけます。もれなくおいしいお料理とフレンドリーなサービスつきで☆
しかもお値段が考えられないくらい良心的で、この日いただいたコースは約30ユーロ!
魚介盛り合わせ付きの豪華なコースもありますが、デザートをばっちり堪能するのなら一番小さいコースでも十分すぎるくらいです。

最初から最後まで感動しっぱなし、興奮しっぱなしの夢のようなひとときを締めくくり
食事の後のんびりと海まで散歩しました。
ここに来られたことに感謝して、思わず海に向かって叫びたいくらい。
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のどかな海をながめながらしみじみ、
その土地で採れたものをその土地でいただくからこそおいしさもひとしおなのだなあ、と思いました。
もしかしたら輸入されたカンカルの牡蠣は他の国の他の街の高級レストランで食べられるのかもしれないけれど、今日ここで感じた幸せで豊かな気持ちは今日だけのものなんだなあ、と。

大切な思い出がまたひとつできました。


■Le Château Richeux(Hotel)
et le Coquillage(Bistrot)
D155,route du Mont St Michel.Le Buot 35350 St-Meloir-de-Ondes Tel:02 99 89 25 25
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by pudding-world | 2008-12-09 05:39 | フランス