スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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ルクセンブルクは、ドイツ、フランス、ベルギーに周りを囲まれた小さな大公国。
総面積は日本の佐賀県ほどの大きさですが、世界各国の銀行や金融機関、EUの諸機関が置かれ、経済力の強い国としても知られています。
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首都のルクセンブルク市に流れる、ペトリュス川とアルゼット川。
この川沿いに築かれた城壁Winzelsmauerに囲まれた旧市街に、スイーツ好きを唸らせる名店があります。

目抜き通りのGrand-Rue沿いに店を構える「オーバーバイス」。
最近は日本のバレンタインデーのイベントなどにも出展しているので、目にしたり口にしたりした方もいるかもしれませんね。

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        向かって左がケーキやチョコレート、右がお惣菜類の売り場。

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ゲヴォルツトラミネールのマールや、シャンパンなど、がつんときかせたアルコールの風味が印象的なトリュフ。ほんとうに酔っぱらってしまいそう。

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ショーケースには、おいしそうなケーキにキッシュにパテなどが種類豊富に並んでいて、見ているだけでお腹がぐぅーっ。
嬉しいことに、ここで選んだものをそのまま2階のカフェで食べることもできます。
大公家御用達の高級店でありながら、気取ったところがなくてアットホームな雰囲気が◎。
品の良いおばさまたちやビジネスマンのお客が多いところがいかにもルクセンブルクっぽいなあなんて感心しつつ、みんなが食べてるおいしそうな日替わりランチを注文するも、残念ながら売り切れでした。
この国には食いしん坊が多いと聞いていましたが、隣のテーブルではかわいいおばあさんがひとり、「うーん、おいしい!」とつぶやきながらランチとワインを堪能中。食べることを心から楽しんでいる様子に、こちらまでいい気持ちになりました。

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山羊チーズとほうれん草のキッシュ。ここではもちろんモーゼルワインと供に。カフェながらワインリストも充実していてコーヒーと変わらない価格(2ユーロ台)なのが嬉しい。

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手前)フランボワーズの酸味とチョコレートのバランスが絶妙。(右奥)タルト仕立てにしたプロフィットロール。伝統的なお菓子もひとひねりされてオーバーバイス風に。


ルクセンブルクは、人口に対するミシュランの数が最も多い国なのだそうです。
そう大きくはない旧市街をちょっと歩いただけでも、おいしそうなお店をたくさん見かけました。さすがは美食の街。

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かわいい看板に目を引かれた食材屋さん。ドライフルーツやトルコ風のお菓子などを売っていました。


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ギヨーム2世広場にある高級デリカテッセン「ケンプフ-コーラー」は、パンの中にパテとリースリングワインのジュレを入れた「パテ・リースリング」発祥の店。

昔ながらのたたずまいのお菓子屋さん「ナミュール」。
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店内もお菓子もとってもレトロな雰囲気。ヨーロッパでは珍しいモンブランを発見し、嬉しくて飛びついてしまいました。


「フランス料理の質とドイツ料理のボリュームの融合」といわれる、まさにいいとこ取りなルクセンブルクの料理に、香り高いモーゼルのワイン。。。
ルクセンブルクは、経済的だけでなく食生活もうんと豊かで、なんというか、全体的にとても余裕の感じられる国でありました。



Oberweis
19-21 Grand-Rue  tel:470703

confiserie Namur
27,Rue de Capucins  tel:22 34 08
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by pudding-world | 2010-02-24 03:04 | ルクセンブルク
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甘いもの好きにとってはたまらない、”お菓子な街”ストラスブール。
街を歩いていると、おいしそうなお菓子たちが次から次へと目に飛び込んできます。

大聖堂脇の小路に入ったところにあるのは「ネゲル」。
おもてのディスプレイがあんまりおいしそうなんで、ガラスにへばりついて見入ってる人もたくさん(私もその一人)。
ピザなど塩味のものも充実しているので、小腹が減った時にかけこんだりします。

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並んだお菓子がいきいきと輝いて見えます。ミニサイズのものは塩味タイプもありました。

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伝統菓子のクグロフは、小さいサイズやチョコレートがけしたものなども。

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フルーツをふんだんに使ったタルト類。ピザのように薄くのばしたタイプもみかけました。


16世紀当時の建物を模したというファサードが目を惹くのは「クリスチャン」本店。
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広々としたサロンは地元の人たちの社交場といった雰囲気です。ケーキだけでなく、チョコレートやアイスも評判のよう。

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こんもりと小山のような姿がなんだかいいなあ。。アルザスを感じます。

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季節の旬の素材を使ったムース類。写真はいちじくやライムなどの夏ヴァージョン。

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アイスクリームにも力を入れています。ユニークな形のアイスケーキも豊富。


街の中心から少し離れた場所にある「ジャン・クロード・ジーグレー」。
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伝統的なスタイルのお店をいくつか見た後でこのお店にくると、とてもモダンな印象を受けます。ショーケースに並ぶケーキたちもすっきりと洗練されたデザインです。

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フランスではめずらしいモンブラン(写真右)もグラス入りでスマートな姿に。

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ここではブッシュ型のケーキがたくさん揃ってました。ミニサイズも種類豊富。

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バーデン・バーデンで食べ損なった”黒い森のさくらんぼケーキ”。意味そのままに、ドイツでは「シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ」、フランスでは「フォレ・ノワール」という名前がついています。もともとドイツの黒い森地方が発祥のようですが、以前はドイツ領だったこともあるアルザスでも作られています。同じケーキでもドイツとフランスではだいぶ様子が違って、フランスのものはドイツの半分くらいの大きさで上品な姿をしています。チョコレート風味のスポンジ生地にアルコールがきいたさくらんぼ、生クリーム、と構成そのものは同じですが、特にこのお店のフォレ・ノワールは洗練された印象でした。軽い口あたりだけどパンチがきいていて、しっかり個性が感じられます。
ヴァローナのチョコレートを使用した濃厚クリームたっぷりのエクレアには薄いチョコレートのプレートがしのばせてあって、食感のアクセントになっています。


おいしいお菓子屋さんがてんこもりのストラスブールではちょっとお散歩するにも甘い誘惑がいっぱいで、気がついたらお腹いっぱいなんてことになりがちなのですが、食いしん坊としてはやはりごはんもしっかり食べたいもの。
ところがこの地方の料理がまた、冗談かと思うようなボリュームなんですねえ。
アルザスを味わいつくすには、丈夫な胃袋が必須です(笑)




※お菓子屋さんのアドレスは前回をご参照ください。
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by pudding-world | 2010-02-06 18:18 | フランス