スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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リボーヴィレ、リクヴィルの少し南に位置するコルマールは、アルザスワイン街道のなかでは比較的大きくて、いちばん賑わっている街。
運河沿いに建ち並ぶカラフルな木骨組みの家々にメルヘンチックな看板・・・中世の面影が色濃く残る街はおとぎの世界のように可愛らしく、訪れる度にわくわくします。
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    パステルカラーの家が並ぶ"小ヴェニス"と呼ばれる辺りは雰囲気たっぷり。

石畳の小路が入り組んだ旧市街は、楽しい散歩道。
古い建物をそのまま利用したお店やレストランがひしめきあっていて、あっちにもこっちにも惹かれるものがいっぱいです。
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                とってもキュートなアイス屋さん!

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              アンティークのポットが並べられたカフェの窓際。



古い街並みとは対照的な、モダンなパティスリーもあります。
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リボーヴィレで立ち寄ったGILGの支店がここにも!ケーキもショコラもどれも美しく、そしておいしい!

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こぼれんばかりのフルーツ!おいしいフルーツに恵まれたアルザスならではですね。

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ティエリー・ミュロップの支店も。"黒い森のケーキ"フォレ・ノワール(写真左)もモダンにアレンジ。


アルザスの街歩きの楽しみのひとつが、看板ウォッチング。
店それぞれに趣向を凝らした看板はとてもユニーク。
アルザスでは、上を向いて歩こう!
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とってもメルヘンで可愛いらしいこの看板はシャルキュトリー(腸詰めやパテなど肉惣菜店)。

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こちらはパン屋さん。お店はモダンに変わったけれど、看板はそのまま。

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ハンジが描く女の子みたい・・と思ったら、その名も「Chez Hansi(ハンジの家)」というレストランでした!そういえばハンジはコルマール出身だったなあ。
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木骨組みの建物にボリュームある料理、伝統的な衣装のスタッフ・・・「シェ・ハンジ」はまさにハンジの描く世界そのもの!でもそれがちっとも人工的じゃなくて昔からずっと続いてきたことなんだなあ、と思わせられます。
観光客ばかりでなく地元の人たちにも人気のようで、隣のテーブルの家族は、休日は家族みんなでここに来るのを楽しみにしているのだと言ってました。
おじいさんの体調の話(とても長い)を親身になって聞いているスタッフのすばらしさよ!
とっても自然で温かい雰囲気に浸って、幸せな気持ちでいっぱいになった私たちでした。


次回はアルザス旅も最終回。
コルマール周辺のとびきりかわいい村々を訪ねます。


■GILG
60,Gran'Rue 68000 Colmar Tel:03 89 23 96 84

■Chez Hansi
23,ruw des Marchands 68000 Colmar Tel:03 89 41 37 84
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by pudding-world | 2010-05-22 23:24 | フランス
フランス有数のぶどう産地でもあるアルザス地方では、ワイン造りがさかんです。
ヴォージュ山脈の裾野にブドウ畑がどこまでも続くのどかな田園風景。中世の面影を残す小さな村や集落。まるでおとぎの国のような世界が、そこには広がっています。
ワイン街道(Route de Vin)をのんびり気ままにいきつつ、ワイン農家やワイン居酒屋で土地のワインをいただくことの幸せよ!
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"アルザスの真珠"といわれる美しい村、リクヴィルRiquewihr。人口わずか1000人ほどの小さな村に観光客はあふれんばかり。中世の家並みが残るメイン通りはレストランやお土産物屋さんがひしめきあい、賑わっています。

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ハンジ美術館。昔ながらのアルザスの生活風景を描いた可愛いらしい絵はアルザスの観光シンボル的存在で、様々なグッズにもなっています。

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食材屋さんで売っていたいろんな種類のプレッツェル。焼きたてのチーズ&ベーコンのプレッツェルは最高!

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           アルザスの伝統菓子、クグロフもあちこちで売っています。

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可愛らしいパン・デピスは長期保存が可能。この村だけでアルザス名物がぜんぶ揃いそう・・
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      賑やかな通りを脇に入ると、すぐそばにワイン畑が広がっています。



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リクヴィルの北にあるリボーヴィレRibeauvilleは、グラン・クリュ(特級ワイン)の産地として有名です。ワイン屋さんやカフェが軒を連ね、こちらもリクヴィルと同じく小さな村なのにたくさんの観光客で大賑わい。
コウノトリの里としても知られていて、あちこちの屋根にコウノトリの巣を見ることができます。

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       ワイン屋さんの店頭に並ぶかわいいパッケージのお土産セット。

アルザスのワインは、フランスの他の地方のワインと違って、ぶどうの品種がそのままワイン名になっています。ラベルもわかりやすいし、好みの味も見つけやすいので嬉しいかぎり。
その95%が白ワインですが、なかでも、赤ワインにも負けない豊かな芳香の白ワイン「ゲヴュルツトラミネール」はアルザスならではの逸品。
普段白ワインをあまり飲まない私ですが、アルザスでは別人のように飲んでいます(笑)
飲む機会が多いのはやはりゲヴュルツトラミネールGewurztraminer。ドイツ語で香辛料を意味するように、力強く複雑な味わいで、辛口もいいですが、甘口がこんなにおいしく感じるワインは他では飲んだことがありません。
個人的には、フルーティで豊かなアロマのMuscatも大好きなのですが、栽培量が少ないうえに最近は品切れのことが多いのです。
ワイン農家で聞いてみたところ、元々古くからある品種で中世以降人気だったミュスカは、近年それほど飲まれなったので栽培割合も数パーセントと少なくなっていたのだそう。それが、最近になって急に人気が出てきたのでまた栽培面積を増やしているところなのだけど、今現在はまだ製造が追いついてない状況なのだとか。
そんな事情があったとは!それにしてもなぜそんなに急に人気が出てきたのか不思議ですねえ。


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いつもワインの買出しに行くのがここ。「ジャン・シップ」ではミュスカを、従兄弟さんがやってる「ルイ・シップ」ではBioのゲヴュルツトラミネールを購入。

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中世の街並みにあるのが不思議なくらいモダンなパティスリー「GILG」。ここのお菓子はどれも絶品。スタッフの温かさはやっぱりアルザスしてて嬉しい!

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        いた、いた!コウノトリ!嬉しくて、村中を探し回りました。

村のはずれには、コウノトリの自然保護区域もあって、圧倒されるほどたくさんのコウノトリの姿を見ることができます。
観光業のためでもあるのでしょうが、コウノトリの保護だけでなく、村の中には車を入れず電線なども見えないように工夫されているなど、村の財産である美しい街並みや自然を大切に守り続けていることがすばらしいなあと思います。


アルザスのロマンティック街道?はまだまだ続きますよ~
次回はさらに南下していきます。
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by pudding-world | 2010-05-09 08:13 | フランス