スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


by pudding-world

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ずいぶんと久しぶりの更新になってしまいました。
こちらを覗いてくださっていたみなさま、すみません。
今回はベルリンから、クリスマスの写真たっぷりめでおおくりしますね。

ドイツは各地でクリスマスマーケット(ドイツ語では"ワイナハツマルクト"といいます)が開催されて、和やかな楽しい季節。
ベルリンで開催されるクリスマスマーケットは、小さいものも含めると何十箇所もあります。
規模も内容もいろいろで、ドイツの伝統的なクリスマスマーケットのほかにも、デザインをテーマにしたマーケットがあったり、「ウムヴェルト(環境)マルクト」という自然や環境に配慮したマーケットが開かれたりするのがベルリンらしいところ。
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こちらは「ドイツで一番美しい広場」といわれているジャンダルメン広場。
ドイツ大聖堂とフランス大聖堂が対になってそびえる広場はほんとうに美しく、市内でもとくに人気の高いクリスマスマーケットです。
入場料が1ユーロかかるのですが、寄付に使われるというのも良いポイント。

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こちらはポツダム広場。
都心の駅の隣にいきなりあらわれる雪山。じつはこれ、タイヤですべるソリ場なんです。
今年は何十年ぶりという暖冬なので(ドイツの冬に太陽があるってすごいこと!)本当のスキー場は雪がなくて大変みたいです。

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丸ごとりんごをチョコレートでコーティングしたスイーツ。
日本の屋台で定番の「りんご飴」もあるんですよ。

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私の大好物は、りんご飴ならぬ「ぶどう飴」。
カリカリ飴と甘酸っぱいぶどうの組み合わせがたまらなくおいしい!

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ドイツを代表するチョコレート・メーカー「リッター・スポーツ」の専門店にはヘクセンハウスも登場。
このお店では、好きなトッピングを選んで自分だけのオリジナルチョコレートを作れるサービスが人気です。

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ミッテ地区で遭遇したかっこいいバイカーズ・サンタさんたち。ちゃんとプレゼントも乗っけているところが素敵。
沿道のお店の人たちもみんな外に出てニコニコしながら手をふっていて、いい光景でした。


ベルリンで一番のカフェ密集地にしてオルタナティブなエリア、私が愛してやまないプレンツラウアーベルク地区で出会ったいいものたち。
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大好きなマウアーパークの蚤の市にて。
ビオの八百屋さんのスタンドでは、りんごや梨のジュースを温めたホット・ジュースが。
じんわりおいしく芯から温まる~
   
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最近ベルリンに登場して話題の「GIVE BOX」。
衣類や本など不要になったものを自由にあげたり自由に持っていけるという、なんとも素敵なアイデア!
とある若者のグループが自発的に始めたそう。
無人のボックスなので、うまくいくかどうかは人の善意しだい。
定着して広まっていくといいな。

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今いちばん心を奪われているスイーツ、黒豆チーズケーキ。
日本人のこだわり料理人が作る和惣菜とドイツ人パティシエが作る和洋折衷スイーツのお店「nazuna」。
最近ベルリンでは、日本人がオーナーの素敵なお店が増えています。


土曜のビオ市場が人気のコルヴィッツ広場ではクリスマスの「エコ・マルクト」が開かれていました。
グリューワイン(ホットワイン)にソーセージ、クレープ、パン……すべてビオのもの。
食品以外でも、手作り雑貨やおもちゃなど、ここに並ぶものは環境に配慮した商品ばかりです。
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ビオのグリューワインと手作り色鉛筆を売るスタンド。ごつごつした木の枝をそのまま生かした素朴さが素敵。

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天使や動物たち、ベルリンのテレビ塔まで!何十種類ものクッキー型。


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レンガ造りの「クルトゥア・ブラウエライ」は"文化の醸造所"という名のとおり、劇場やライブスペース、レストランなどが入ったマルチカルチャーな場所。
こちらのクリスマスマーケットでは、フィンランド風グリューワインなんていう他では見かけないものもありました。
ビオのグリューワインやソーセージなど、ビオの屋台が多いのもベルリンらしいというかこの地区らしいところ。

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パオでできたカフェ。中はぬくぬくあったか~
みんなでまあるくなって座るとますますあったかく感じます。

これはエコですばらしいアイデア!といたく感心したのがこちら↓
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なんとも楽しそうなお2人が座っているのは「湯たんぽベンチ(勝手に命名)」。
薪で沸かしたお湯を循環させて複数のベンチを暖めているのです。
本物のコートも付いているのがユニークですね~
みんなニコニコしていてこちらまで楽しくなりました。

ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」のなかに、
「クリスマスは、やさしい、寛大な、他人のことを考える、楽しい季節です」とあるのですが、ヨーロッパではそれをしみじみと実感します。
毎日クリスマスのような気持ちになれるともっといいのですけれどね。

さて。
今年も残すところあとわずか。
2011年は、私たちみんなにとって、特別な意味を持つ年だったと思います。
私個人的には、次々と辛い事がふりかかった年でもありましたが、それでも、今こうして元気にクリスマスを迎えられることに、しみじみと幸せを感じています。
支えてくれている人、もの、すべてに感謝です。
世の中理不尽なことがあふれているし、これからも太刀打ちできないひどいことが起きるかもしれない。
何があってもぶれない、強くぶっとい心を育てたいものです。

みなさまも
温かいクリスマスと
ラブでピースな新年を迎えられますように。


◆◆ 本日の一冊 ◆◆
『深い河』 遠藤周作著 講談社刊
今年感銘を受けた本のひとつ。初めて読んだ遠藤周作。
キリスト教徒として有名な作家さんだけど、無宗教の私にも共感できる部分がたくさん。
作中の神父は「(キリスト教だけでなく)どんな宗教を持っている人にも神はいる」と言って異端者とされてしまうのだけど、すごくまともな考えだと思う。
すべての宗教家がそうなら、世界はもっと平和になるのでは。
宗教に限らず、自分とは違う人を尊重することが平和に繋がると思う。
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by pudding-world | 2011-12-21 23:39 | ドイツ