スイートネットワーク海外支部"プリン"が世界中のいろんな場所で出会った甘い(時にはビターな)お話をお届けします。


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この春夏は公私ともども旅続きでした。
諸事情によりドイツと日本を2往復するというバタバタ月があり、それが終わってほっと一息ついたのもつかの間、今度はキューバ、ニカラグアへ。
何かの修行か?!と思うほど過酷な経験もしましたが、
そのおかげで、いかに自分が恵まれた環境にいるかますます身にしみました。

ドイツ日本2往復はさすがにハードすぎたのか(齢のせいか)途中ダウンしたりもしましたが、それでも中米諸国にくらべればぜんぜん楽だったなあ。。。と今は思えます。
人権と秩序があるって本当にありがたいことです。

平和な国、ドイツと日本の往復日記。
いいところ集めました。
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長崎にて。路面電車で向かったのは平和公園。
何度か訪れたことがあるけど今回どうしても行っておきたかった。

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長崎名物「食べるミルクセーキ」。
かき氷の粒をうんとこまかくしたようなふわっとした食感で、卵風味の懐かしい味。
喫茶店「サン・ウミノ」は系列店が何軒かあるけれど、思いっきりレトロで純喫茶風な仲見世8番街店がいい。
お店のおじさんのたたずまいが何ともいえず、個人的にとってもツボなのです。

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五島列島の海を見下ろす丘にたつ青砂ヶ浦教会。
レンガ造りの外観と美しいステンドグラスが印象的。
かつてキリスト教が弾圧された時代、迫害から逃れて多くの信者が移り住んだ五島列島には、上五島だけでも29の教会があります。
青砂ヶ浦教会をはじめ国の重要文化財に指定されているものもたくさん。
ヨーロッパの壮麗な教会群とはまた違い、こじんまりした素朴な雰囲気で、ほのぼのとした温かさを感じました。

そしてドイツへ。
1週間、取材のため西から北、東へと、「移動」と「食べる」の連続。
私にはもったいないくらいすばらしいグルメの数々を堪能させていただきました。
文字通り体を張ったこの時の成果(記事)は、いつかどこかで掲載されるはずですのでまたお知らせいたしますね。

今回のドイツ最終目的地はライプツィヒでした。
以前こちらの記事でも取り上げましたが、ライプツィヒはバッハやゲーテをはじめとする多くの芸術家たちが活躍した文化の街。
と同時に、東西ドイツ再統一のきっかけとなった市民デモ発祥の地。
そんな気質もあってか、この街には、自由に平和に生きるためのヒントがたくさんつまってるような気がします。

なかでも、芸術村「シュピネライ」には大きな感銘を受けました。
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かつて綿工場だった広い敷地内に100人以上のアーティストのアトリエやギャラリー、小さな映画館などが点在。
自転車屋さんやワイン屋さんまで集まってまるでひとつの村のよう。
平和でオルタナティブな空気が漂うこの村はまさに理想の世界でしびれました。

ライプツィヒは、カフェもすてきです。
古くから通商で栄えたライプツィヒにはコーヒーがいちはやく伝わって、カフェは文化が生まれるサロンとして賑わいました。
街にはコーヒー文化の歴史が感じられる伝統的コーヒーハウスがたくさんありますが、ちょっと変わりどころのカフェでは、ライプツィヒ大学のそばにある「モーリッツ・バスタイ」。
かつて要塞だった建物を学生たちが掘り起こしたというユニークなこの施設。
地下空間はまるで洞窟を思わせますが、とてもオープンな雰囲気。
お茶に、ランチに、飲みに・・・と何度も通いたくなるほど気に入ってます。
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夜はこんな風になったり、夏はテラスで映画やコンサートなどのイベントがあったりも。

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こちらはライプツィヒの名物デザート「クヴァルク・コイルヒェン」。
クヴァルクチーズとじゃがいものすりおろし入りの生地を焼いたパンケーキです。
ふんわりもっちり食感がたまりません。

※私がドイツガイドを務める総合情報サイト「オールアバウト」でライプツィヒ情報をたっぷりご紹介しています。
>>>ライプツィヒのみどころ
>>>ライプツィヒのカフェ、レストラン

そして、ドイツを後にして再び日本へ。
テレビをつけると流行りものがわかるようになっている日本。
今回印象的だったのは、新しい商業施設オープンに合わせた情報番組の多さ。
3週間前も同じ内容のものを見ましたが・・・どのチャンネルでも見事に同じ内容なのがすごいなあ、と。

東京でみつけたオアシス。
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東京都現代美術館の敷地内に設置されたパヴィリオン。
若手アーティストの発表の場になっていて、誰でも自由に見ることができます。
こういうオープンな場所がどんどん増えるといいな。
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一本の樹木をイメージしたというこのパヴィリオン。
中に入るとなるほど、窓から入る光と影の具合がちょうど木陰にいるような感じで心地いい。(この時のアーティストは毛利悠子さん)
美術館のほうの企画展はドイツ人アーティストのトーマス・デマンド展で、ちょっと縁を感じてしまいました。
清澄白河駅の周辺にはギャラリーが集まる倉庫ビルもあったりして、アートめぐりが楽しいエリア。
東京とは思えないのんびりムードにほっとします。

歩いてて偶然みつけた下町っぽさ満点のお蕎麦屋さん。
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名物の「深川 一本うどん」に驚愕!名前のまんま、一本のうどんなのですよ。
うどんの常識を覆すねっちりもっちり食感のうどんを、笑いながら美味しくいただきました。

銀座のデパートでは、催事で出ていた京都の和菓子屋さんが大当たり!
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名物の茶団子もおいしかったけれど、黒糖わらびもちが最高!ツルッとした喉越しが感動的でした。

日本の美味と友人たちにパワーをもらって、1週間後には再びドイツへ。
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デュッセルドルフの「日本デー」にて。
多くの日本人が住むデュッセルドルフで毎年開かれる日本祭りには、日本食から書道にマンガまで、日本文化を紹介する出店が並び、夜には花火大会もあってものすごい人出です。
このお祭りの風物詩ともいえるのがドイツ中から集まるコスプレイヤーたち。
アニメのキャラクターからお姫様風ドレスまで、みんなかなりハイレベルなので感心してしまいます。

遠いようで近い、
近いようで遠い、
ニッポンとドイツなのでした。
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サンウミノ 
長崎市浜町8-13 仲見世8番街2階 TEL:095-824-5815
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by pudding-world | 2012-08-20 18:26 | 日本